回顧録20 担当営業の忍耐と頑張り

回顧録

私からの要求は、他の施主より多い自覚はあった。
担当営業が対応するのが面倒なのも分かる。。

設計不満内容!

・構造計算の応力値を見ない限り、柱の有無は納得できない

・標準より柱の高さを低くして

・熱交換器の台数を決定した計算式を出して

・地盤調査結果に基づく地盤改良の見解が納得いかない

・床暖房入れたけど、長期優良パスできるでしょ?

あまり細かく要求をする施主も多くないとは思う。
でも私は気になるのだ、というか納得できないのだ。
一度きりの注文住宅、担当よ頑張ってくれ。。

幸運だったのは、担当が支店長であったこともあり、なんとか方々に融通を効かせてくれた。

設計の改善内容!


各メーカと直接話をすることができた。建設的な議論になったと勝手に思う。
幸い、私の考えもそれほど間違っていないのか、思い通りの設計に、少しずつ少しずつ近づいていった。

・外部設計との相談は早々になしにして、HMの設計士に相談を持ち掛けた。
 軒天高さとリビング天井高さの差が17cm → 4.5cmと、なんとか許容できるレベルに。

・構造計算のプレカット業者とweb打合せ。
 梁構造を改善したら、外部の独立柱が無くせるじゃないかと指摘。。
 材料力学の知識がここで活きるとは。外部独立柱は無くなった。

・熱交換器の台数は、パナの計算式を見た。なんとまぁ何も考えずに計算だけやっていることか。
 配置と、その場合の圧損の計算値を提示。1台で問題ない旨、メーカーに納得いただいた。

・地盤保証業者とは、平屋のベタ基礎に求める地盤のあるべき強度について話し合った。
 地盤改良よりも一部深基礎にした方が効果的じゃないか、というと、その通りですと。。
 うーん、何も考えずにとりあえず地盤改良、と判定しているのだろう。。悲しいかな。

・温水ヒートポンプであれば、床暖房でも長期優良を満足できるはず!
 ヒートポンプのCOPの効果をあまり分かってないような感じ。。
 計算してもらうと、無事パスした、とのこと。。

設計改善を終え。

これらの対応は、アイ工務店だったから必要になってしまったと言われれば、そうなのかもしれない。
あまりに適当に設計していると思うと悲しいものがあるが、とにかく住宅の数を売ることにフォーカスすれば、避けられないのかもしれない。。悲しい現実だ。

変わっている?私からすれば、
施主自らも考え、家づくりの設計にも携わったという経験は、何とも良い思い出には結果的になった。
オシャレさは守備範囲外だけど、設計内容としては満足のいく出来になったと思う。

奇異な多くの要求に応じてくれた営業担当には感謝である。

コメント

タイトルとURLをコピーしました